鍼灸古典『黄帝内経霊枢』九鍼十二原篇(五輸穴)

五輸穴

霊枢九鍼十二原篇に、五輸穴と呼ばれる5つ並びのツボが出てきます。

この五輸穴は、手指〜肘、または足指〜膝の間に配置されています。

所出為井、所溜為滎、所注為腧、所行為経、所入為合、二十七氣所行、皆在五腧也

黄帝内経霊枢.九鍼十二原篇.
  • 出るところ→
  • 溜るところ→
  • 注ぐところ→
  • 行くところ→
  • 入るところ→

井穴の後に、滎穴、腧穴、経穴、合穴と続いていくと順番に書いてあります。このルートや井滎腧経合の並びは現代にも引き継がれて鍼灸治療を行う際の重要な部位になっています。

井穴は手・足の指先にあり、合穴は肘・膝の関節周囲にあります。

だいたい川崎たまに鳥取。