鍼灸古典『黄帝内経素問』陰陽離合論篇

この篇は短いのですが、自分の中で整理できていない部分が多くあります。素問の他の篇や霊枢、現代中医学との照合であったり。

四季

因春、因夏、因秋、因冬

黄帝内経素問.陰陽離合論篇.

春夏秋冬→生長収蔵

四季それぞれの性質が表現されています。ただ、これは四季から考えたというより、人から考えた四季なのかなと感じます。

太陽根起於至陰、結於命門

陽明根起於厲兌

少陽根起於竅陰

太陰根起於隠白

少陰根起於涌泉

厥陰根起於大敦

黄帝内経素問.陰陽離合論篇.
  • 太陽:至陰→命門
  • 陽明:厲兌
  • 少陽:足竅陰
  • 太陰:隠白
  • 少陰:湧泉
  • 厥陰:大敦

この「」というのは重要な考えなのですが、なぜ指先(湧泉は足底)を根としたのか、、、真意は何か気になります。

黄帝内経は自然のコトワリや自然の中での人の営みを軸に書かれています。だから植物の根と人の足を照らし合わせて書いただけなのか、他に理由があるのか。

だいたい川崎たまに鳥取。