身中の渋滞

車が渋滞する原因

車の渋滞はなぜ起こるのでしょうか。

高速道路の渋滞なんて最悪ですよね。腹は空くし、トイレは困るし、地味に身体の片側だけ日焼けするし、一番まずいのは眠たくなりやすいこと。できれば渋滞ルートは避けたいものです。

さて、渋滞しやすくなる要素はいくつもありますが、大まかには次の3つだと感じます。

  • 前方車両の進みが遅すぎる
  • 車の量に対して道が狭い
  • 事故

身体も渋滞する

車の渋滞と同じように身体の中でも渋滞が起こります。

血液、リンパ液、間質液など身体の中を流れる液体は、何かの加減で流れるスピードが遅くなることがあります。

神経で伝えられる信号の伝達速度も何かの加減で遅くなることがあります。

身体の上り坂

立ち仕事が長くなったり一日中座り仕事で動かなかったりすると少しずつ足がむくんできます。

これは、心臓が送り出した血液は重力の存在にも助けられるため足方向には進みやすいですが、足から心臓へ重力に逆らって戻るためにはより多くの動力が必要になることが大きく影響します。

これは車で言うと、上り坂での渋滞です。

下り坂はどんどん車が進みますが、上り坂に入った途端に走行速度が落ちる。

上り坂では下り坂や平地よりもアクセルを強く踏み込まないと進まないため、気づかないうちに速度が落ちやすくなります。そうすると後続車は次々と詰まって渋滞してしまいます。

前の進みが遅いために後続が詰まって渋滞するパターンです。

冷え、精神的な緊張、強い疲労

冷えや緊張などによって毛細血管はすぐに細く収縮してしまいます。疲労や凝りなどによっても血液の流れは滞りがちです。

車でいうと3車線の道路が急に1車線になるようなものです。これでは渋滞してしまいますよね。

路上駐車が原因で1車線になっているのなら駐車車両をどかさなければ渋滞は解消しませんし、事故が原因なら適切な交通誘導や事故処理が必要になります。

それは人の身体でも同じことで、路上駐車のように血液やリンパ液が滞っているのならどかして押し流してあげれば良いし、怪我などの傷があるならその傷が治らなければ流れは平常化しません。

渋滞を解消する

身体の渋滞を解消する方法は1つではありません。

運動療法食事療法もその1つですし充分な休養や睡眠呼吸法も有効です。「体表をさする」だけでも変わります。そんな様々な手段の1つに鍼灸治療も含まれます。

鍼灸治療で渋滞を解消する方法がまた複数あります。即効性重視のやり方、持続性重視のやり方、局所の渋滞なのか全体の渋滞なのかでも変わります。

これを書き始めるとかなり細かい話になってきりがないので省略しますが、私のイメージでは、路上駐車の邪魔な車にはどいてもらって、狭まっていた道を広くして、車が本来の性能で走れるようにするイメージですね。*局所の話。

だいたい川崎たまに鳥取。