好きなのが良い

好きこそものの上手なれ。下手の横好き。 どちらも有名な言葉ですよね。 どちらも「好き」ということは共通していても、上手下手があるわけです。まぁ、基本的に前者は他人に対して使いますし、後者は自分のことを謙遜して言う場面で使…

中神琴渓

独自 中神琴渓は江戸後期に活躍した医師で、独自の漢方処方を中心に鍼灸も行っていました。『生生堂医譚』『生生堂雑記』『生生堂治験』『生生堂養生論』などがありますが、どれを読んでも独自色が強いです。 どの書も面白いのですが、…

鍼灸古典『黄帝内経素問』離合真邪論篇

気の平衡をとる 鍼灸では気血水のアンバランスを是正することを考えていくのですが、ここにもそんなことが書かれています。 経言気之盛衰、左右傾移、以上調下、以左調右。有余不足、補写於栄輸。 黄帝内経素問.離合真邪論篇. 上で…

鍼灸古典『黄帝内経素問』八正神明論篇

ざっくり言うと、この篇は時間帯による身体の変化に合わせて鍼灸をやるということについて書かれています。かなりまとまりがある篇です。 岐伯曰、凡刺之法、必候日月星辰四時八正之気、気定乃刺之。 是故天温日明、則人血淖液、而衛気…