鍼灸古典『黄帝内経素問』六節蔵象論篇

今回は『黄帝内経素問』の六節蔵象論篇の一節です。 克 特有の優位性があることで全体としてバランスが取れるようになっています。 春勝長夏、長夏勝冬、冬勝夏、夏勝秋、秋勝春。所謂得五行時之勝。各以気命其蔵。 黄帝内経素問.六…

鍼灸古典『黄帝内経素問』霊蘭秘典論篇

今回は『黄帝内経素問』の「霊蘭秘典論篇」の一節。 この篇はとても読みやすくまとまっています。 現代では少し修正されていますが、学校でもほとんどこのままの内容が授業で扱われます。私としては見慣れてしまっていますが、黄帝内経…

鍼灸古典『黄帝内経素問』陰陽別論篇

面白いけど 陰陽別論篇は非常に興味深い篇です。それと同時に凄く考えさせられる篇だと思っています。今日は、その気になっている部分について。 この篇は未完成な感じというか中途半端な感じがするんですよね。完成しているような気も…

鍼灸古典『黄帝内経素問』陰陽離合論篇

この篇は短いのですが、自分の中で整理できていない部分が多くあります。素問の他の篇や霊枢、現代中医学との照合であったり。 四季 故生因春、長因夏、収因秋、蔵因冬 黄帝内経素問.陰陽離合論篇. 春夏秋冬→生長収蔵 四季それぞ…

鍼灸古典『黄帝内経霊枢』九鍼十二原篇(五蔵之有疾)

とげ 黄帝内経は例え話が大好き。 今夫五蔵之有疾也、譬猶刺也、猶汚也、猶結也、猶閉也。 刺雖久、猶可抜也。 汚雖久、猶可雪也。 結雖久、猶可解也。 閉雖久、猶可決也。 黄帝内経霊枢.九鍼十二原篇. 五臓に疾病があるという…