鍼灸古典『黄帝内経素問』陰陽応象大論篇(清陽濁陰)

寒熱と清濁 寒極生熱、熱極生寒、寒気生濁、熱気生清 黄帝内経素問.陰陽応象大論篇. 寒→濁、熱→清 陰極まれば陽となり、寒極まれば熱を生み、熱極まれば寒を生む。 清陽と濁陰 故清陽出上竅、濁陰出下竅、清陽発腠理、濁陰走五…

鍼灸古典『黄帝内経素問』陰陽応象大論篇(四時五行)

五臓と気候 天有四時五行、以生長収蔵、以生寒暑燥湿風 黄帝内経素問.陰陽応象大論篇. 四季には生・長・収・蔵という特性があると書かれています。気象には風・寒・暑・湿・燥があり、五行・五臓との対になっています。 現代中医学…

鍼灸古典『黄帝内経霊枢』九鍼十二原篇(五輸穴)

五輸穴 霊枢の九鍼十二原篇に、五輸穴と呼ばれる5つ並びのツボが出てきます。 この五輸穴は、手指〜肘、または足指〜膝の間に配置されています。 所出為井、所溜為滎、所注為腧、所行為経、所入為合、二十七氣所行、皆在五腧也 黄帝…

鍼灸古典『黄帝内経素問』陰陽応象大論篇(陰陽)

陰陽 この篇は、名前のごとく大論です。しかも内容的にかなりまとまっています。 現代の中医学においても基本原則となっている陰陽五行の考えが書かれており、応象と題されている通り、そこからの分類と分析がされています。 積陽為天…

鍼灸古典『黄帝内経霊枢』九鍼十二原篇(十二原者)

十二原 鍼灸でいう孔穴(ツボ)は山のようにあります。 百会(ひゃくえ)、三里(さんり)、三陰交(さんいんこう)、合谷(ごうこく)あたりはけっこう有名で鍼灸師でなくても知っている人がいたり。 そういったツボにはいくつかのカ…