気づけば師走。
またあっという間に1年が過ぎようとしています。で、考えてみたら、川崎に来てもうすぐ30年になるんですよ。我が事ながらびっくり。普段は何年住んだとか意識しませんからね。
高校卒業とともに鳥取の山奥から川崎に来たのが約30年前。正確には川崎市高津区にある溝の口駅の近く。今は想像できないかもしれませんが、当時は溝の口駅の近くにもたくさん畑があるような環境。無人の野菜販売所も数箇所あったんですよ。溝の口駅前の丸井も建設中だったし、南武線の武蔵溝ノ口駅なんて本当に小さな駅でした。もちろん小杉エリアのタワマンや川崎駅前のミューザ、ラゾーナ、カルッツなんて影も形も無い頃です。
ちなみに、地名としては「溝口」ですが、田園都市線の駅名は「溝の口」、南武線の駅名は「武蔵溝ノ口」。引っ越した当時は面倒だから名称を統一してくれよと思ってました。
溝の口駅周辺で引っ越しつつ8年住み、その後に川崎駅周辺で引っ越しつつ今まで。あと3か月で川崎市内に住んで30年になります。
当然ですが、この30年でいろいろ変わりました。自分も、周囲も、考えも。学生から社会人になり、仕事は治療院や病院への勤めから個人事業に変わり、家族が増えました。その中で自分の意識や思考が大きく変わりました。30年前とは全く別の人です。体重も含めて笑。
ずっと「何をやりたいか」「何をやるべきか」を基準に仕事や生活を考えてきました。それが、昨年くらいから「何をやらないか」ということを軸に考えています。今更ってかんじですけど。
こう言う心理になったのは、歳のせいなのか、他の要素なのか自分でもよくわかりません。でも思考は凄くクリアでシンプル。すっきりしています。
そのシンプルとかすっきりと言うのは、考えないということではありません。複雑な過程がスムーズに進んでいくような。これまでずっと詰め込みに詰め込んできたんだなと今更に気づきました。あまりパンパンになると動きにくくなります。体重も含めて笑。