鍼灸古典『黄帝内経素問』離合真邪論篇
気の平衡をとる 鍼灸では気血水のアンバランスを是正することを考えていくのですが、ここにもそんなことが書かれています。 経言気之盛衰、左右傾移、以上調下、以左調右。有余不足、補写於栄輸。 黄帝内経素問.離合真邪論篇. 上で…
気の平衡をとる 鍼灸では気血水のアンバランスを是正することを考えていくのですが、ここにもそんなことが書かれています。 経言気之盛衰、左右傾移、以上調下、以左調右。有余不足、補写於栄輸。 黄帝内経素問.離合真邪論篇. 上で…
ざっくり言うと、この篇は時間帯による身体の変化に合わせて鍼灸をやるということについて書かれています。かなりまとまりがある篇です。 岐伯曰、凡刺之法、必候日月星辰四時八正之気、気定乃刺之。 是故天温日明、則人血淖液、而衛気…
当たり前な5つ …一曰治神、 二曰知養身、 三曰知毒薬為真、 四曰制砭石小大、 五曰知府蔵血気之診… 黄帝内経素問.宝命全形論篇. 「これは当たり前のことですと」と前置きして5つの項目が書かれています。今でも鍼灸学校で教…
気血の多少 このあたりの記載も文献や篇によって異なります。素問、霊枢、太素でそれぞれ違う。篇によって違ったりもします。黄帝内経あるあるです。 私はざーっとしか読んでいないので苦労も大変なこともありませんが、詳しく考証する…
この篇の大部分は脈診について書かれています。この篇の近辺はみんな脈についての篇です。脈診を重視する鍼灸師ならかなり読み応えのあるところですよね。 特にこの天地人の三部に分ける考えは素問の基本事項です。鍼灸ではよく応用され…